【DAY3】東京大賞典徹底検証

いよいよ東京大賞典前日となりました。
今回は前回の続き、有力各馬分析の後半です。

⑩インカンテーション
シニスターミニスター×マキャベリアン、血統の字面通り大箱ベスト。距離もマイルがベストだろう。前走武蔵野Sは恐らくベスト条件だった。
ただし府中マイルに特化した馬ではないのは戦績が示す通り。そもそも5歳時にはG1を勝つだろうと思われた能力の持ち主。休養後4戦目のマーチS以降の充実は馬柱通りで、マーチSは3F目以降淀みなく流れてラストF13秒後半まで落とす消耗戦をグイッと一伸び。かしわ記念は船橋らしい3角からのペースアップを内で立ち回り原則ラップを一伸び。白山大賞典は不良馬場の初距離も好位から危なげなく抜け出し楽勝。武蔵野Sは府中マイルらしく中盤緩んで終いの一脚を要求される流れを一伸び。とペースの緩急問わずに好走を重ねてきた。
最初にマイルベストと書いたが、マーチSの流れを最後一伸び出来たならば2000mは問題なし。終いの一脚も持ちあわせており大井適性もありそう。
あとは力関係だけ。かしわ記念ではモーニン・ベストウォーリアを撃破してきたが、前者は地方適性、後者は斜陽とこれは胸を張れるものでは無し。現にコパノリッキーには完敗だった。2000mでコパノリッキーを逆転出来るか。

⑫ケイティブレイブ
帝王賞を除けばその基礎スピードを活かした逃げ・先行から粘り込む形が基本形。ただしこれまでのキャリアで帝王賞を除く重賞勝ち鞍は浦和記念・兵庫CS・名古屋大賞典・白山大賞典のみ。G1級に入ると基礎スピード面で優位性を作れず、ラストで何かに差されるレースを繰り返している。G1級で勝ちきれない要因は瞬発力不足であることは明白で完全なワンペース馬である。
さて、そんな同馬が初めてG1級レースを勝った今年の帝王賞。逃げると思われたがゲートの一歩目で滑って出遅れて止むを得ず後方から。レースは5F通過62.1秒。当日の馬場を考えれば平均ペース。5F通過から12.4-12.3-12.6-12.2-12.8。このペースなら例年ラスト2Fは11秒に入って来るはずが、4角時点で前の各馬の手応えはイマイチでペースが上がらない。そんな先行勢を尻目に外から進出し差し切ったが、自身が使ったラスト2Fは推定11.9-12.1程度。「キレる脚を使った」とか「控えた方が良い」という意見が散見されるが、はっきり言ってトンチンカン。やっぱりキレる脚はなかった。それでも勝ち切ったのはアウォーディーとアポロケンタッキーはドバイ帰り、サウンドトゥルーは苦手な休み明けとライバルたちが総じて力を発揮出来なかったから。ちなみに勝ち時計2分4秒4は過去10年で2番目に遅いタイムと超凡戦だったこと、2着がそれまでの中距離G1で大敗を続けていたクリソライト程度だったということも間接的にこの説を証明しているとは言えまいか。
ここまで帝王賞勝ちにネガティブな書き方をすると、この馬が弱い馬であると勘違いされそうだが決してそうではない(あくまで帝王賞勝ちがラッキーだったと言いたいだけ)。堅実に駆けていることも事実で、そして今回も相手関係は楽。ある程度流れれば馬券から外すことは危険。ただ勝ち切る姿を想像することは出来ず、買うなら2,3着固定で良いのではないか。

⑬コパノリッキー
ここまで挙げたG1級10勝の内7勝がマイル戦で(7-0-0-2)着外2回は共にフェブラリーS。1800~2100mのG1級は(3-2-1-6)。この戦績が示す通りにベストはマイル。そして中距離G1で連に絡んだレースは全てラスト3F戦に持ち込んだものだった。逆に言えば中盤がタイトになる流れでは終い我慢が出来ない。これは例外がなく、ある意味分かりやすい馬だ。自らペースコントロールして、4角でギアチェンジ力とコーナー加速力を利して後続との差を広げそのリードを守り切ってゴール、これが理想のシナリオだ。
当然今回も鍵は展開。それが全てだとも言える。南部杯を見る限り大きな力の衰えは無し。前走もそうだが田辺騎手が同馬に乗った時にはスローの逃げに持ち込もうとしているので、今回もそのような流れに持って行くだろう。それを後ろが許してくれるかどうかだ。
ちなみに大井2000mでのG1勝ちはいずれも鞍上武豊。これは同舞台を知り尽くしていることも勿論だが、同騎手の逃げに対する「忖度」が働くことも多少はあるだろう(つい先日もそういうレースを見たような)。「忖度」が働かない今回、果たしてスローの逃げは打てるだろうか。

⑮ロンドンタウン
エルムSもアンタレスSも残り1Fまでは差が詰まらず、ラスト1Fで差し込んでいるように6速はないが5速で走り続けられるタイプ。ケイティブレイブの類似品と捉えれば良いだろう。そして軽い馬場がベター。5速で走り続けられるがマーチSや平安Sのような消耗戦では良さが出ない。また上がりだけの競馬も当然マイナス。
本質的に大井の馬場はどうかと思うが、今開催は雨が降らずに比較的時計が出ているのは好材料(大井は雨が降ると粘着質が増すので重くなる。中央ダートと一緒だと考えて勘違いしている人の多いこと)。
あとは前半ゆったり流れて3角からペースが上がる流れれれば。ホッコータルマエ時代はラスト2F最速地点で11秒中盤の時計を求められたが、現在の低レベル世代ならよほどのスローにならない限り最速地点でも12秒フラット程度しか求められない。
前走の惨敗の原因が不明でそこがもっとも気になるところだが、まともなら馬券の一角に絡んできてもなんら不思議ではない。


後半は以上。
展開が結果を左右する典型的なレースでしょう。
少なくとも勝つ資格があるのはこの2頭(馬番記載してます)
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中央競馬ランキング
ちなみにケイティブレイブではありません

次回は結論を書きますが、小波乱あります。
少なくとも有馬より自信あり、です。


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