【DAY2】東京大賞典徹底検証

今回は東京大賞典に出走する各馬を分析していきます。
ただし、前回書いたように勝負になる馬は限られているレースですので、有力馬のみ精査していきます(枠番順)。

①ミツバ
まず知っておくべきはこの馬の揉まれ弱さ。これは母母父アフリート由来のもの。母母ゴールデンジャックもそうだったが、アフリートの血を持っている馬はまず揉まれ弱い。
それを知った上で過去VTRを見るととても興味深い。例えば横山典騎手は突然逃げさせたり(ブラジルC)、馬群から大きく離して追走させたり(川崎記念)したが、これは馬の性格を考慮したものだし、松山騎手に替わってからも「スタート後からとにかく外に出す」ことを大前提にして、4角は100%大外だ。10頭分外になろうがとにかく大外を回している。
そういう意味で1枠1番は最悪だ。しかも2~10番まで速い馬・速くはないが遅くはない馬がズラリと並ぶ。外に出すには位置が相当後ろになるだろう(鞍上がスタート下手だし)。
そしてミルコへの乗り替わり。陣営から揉まれ弱いことは伝わるとは思うが、この乗り替わりは危険だ。この馬の全てを知っている松山騎手で良かった。

その他の馬キャラ的には、重い馬場での11秒台の脚は持ち合わせていないので、平均的に脚を使う流れがベター(今年のJBCクラシックがそういう流れだった)。昨年のようにスローからのラスト12.2-12.4-11.6-12.3という流れではノーチャンス。
そして速い脚を持っていないが故に後方からの競馬では惨敗を喫している(アンタレスSとシリウスS)。速い脚を持っていない=捲れない=馬が嫌気を差す、ということ。ここでも気性難が関係しているのだ。

以上から今回は相当に恵まれたり、うまく運べないと好走は難しい。
比較的簡単な解決法は「逃げること」だ。幸いに「何が何でも」タイプは居ない。ミルコが積極的に逃げるとも思えないが、この辺は陣営コメントを見て判断したい。
「いつも通り」に進めるなら消しても良いと思う一頭。

③サウンドトゥルー
2015年日本テレビ盃から重賞を走り続けること17戦。その内13戦で馬券になっているように、どんな条件・ペースでも持ち前の末脚を発揮している。それだけに芝スタート以外は致命的な不得意条件というのは存在しない。
大井2000mという条件は2015年JBC以降7回走って(2-1-2-1)。唯一の着外は今年の帝王賞4着だが、これは7戦中唯一の休み明けでもあった。元来が使って良くなる馬で、この着外はそれほど気にする必要はない。交流戦だけに自然と良い位置が取れて終い37秒前後の脚をコンスタントに使えるだけに大崩れはない。
勝ち切った2戦以外は全てラスト2F最速の流れだっただけに、中盤流れて終い消耗する流れがベストではある。

懸念は前走チャンピオンズC。キャリア初の2桁着順だった。確かに中盤が相当緩んで、ゴールドドリームが勝ち切ったようにどちらかと言えばマイラー適性を問われるレースになったので仕方ない面もあるが、それでも負けて強しの伸び方ではなかった。
また高木登調教師が言っていたようにJBC時に出来が良すぎた面もある。
果たして上積みはあるのか、下降線を描いているのではないのか。その辺りは最終追いを確認して結論を出したい。

⑤アポロケンタッキー
昨年の覇者。その昨年は明確なスローから4角のギアチェンジ力で圧倒しての勝利であった。レース後に禁止薬物発覚と味噌をつけたが、それに関しては影響力がどの程度か分からないので置いておく。
その後は日本テレビ盃勝ちが目立つ程度で、大井2000mでも連敗。結論から言えばスイートスポットは「外から被されない」「道中ゆったり入っての終い特化」。前者に絡んで「少頭数」というのもあれば完璧だ。またもしかすると実は2000mは長いのではないか、という疑惑もある。
2016みやこS、2016東京大賞典、2017日本テレビ盃はいずれも外から押し上げる形で、終い特化の流れだった。
そういう意味では5番枠は痛手だが、内田騎手がこの馬に乗る時には早めに外に出す意識を明確に持っていることが見て取れるので、その点は心配ないだろう。
ただそうなったとしても道中流れてしまうとしんどい。3枠6番からスタートした今年の帝王賞がそんな形だった。好走するにはかなり条件が揃わないと・・・

⑧ヒガシウィルウィン
東京ダービー制覇の勢いそのままにJDDでは中央勢も撃破した同馬。秋二走目で迎える初の古馬相手のG1となるが、非常に厳しい戦いになると言わざるを得ない。
長くなるので詳細なラップ記載は避けるが、近5年の東京ダービーで最もレベルが高かったのは2014年(ハッピースプリント)、次点が今年(ヒガシウィルウィン)。
同様にJDDについてやはり2014年(1着カゼノコ、2着ハッピースプリント)が最もレベルが高く、次点が2013年(エーシンゴールド)、あとの3年は横並びという見立て。
近5年で南関東最強と目されるハッピースプリントはピーク時で古馬G1の3~5着レベル、それより1枚落ちの同馬が通用するはずがないというのがロジカルな考え方だろう。少なくとも春時点に示した能力では。
ちなみにJDD2着のサンライズソアは武蔵野Sこそ2着と健闘したが、1800m以上では通用せず。3着タガノディグオ、5着ノーブルサターンも同様だ。
ひと夏越した前走浦和記念は勝負所の反応が鈍く、いかにも休み明けという感じだったが底力で2着は死守した。しかし1.1秒ぶっちぎられた相手がマイネルバサラ程度では春からの成長もなさそうで・・・

以上で【DAY2】は終了。

今回の4頭で買うべき馬はこれ(馬番記載)
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他の馬は消しでも良いかもですね。

次回は残り4頭を精査します。


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